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世界の東側にある巨大な大陸で、元々4ヶ国が存在した。 現在はサイペリア国に統合され、旧国家だった地域は自治地区としてかろうじて残ってはいるものの、 サイペリアの法律を遵守するなど支配された状態である。 |
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碧草国サイペリア | |
【サイペリア地区】 大陸の西側と中央地区にあった国。 20年前領土拡大戦線と称して隣国3ヶ国へ攻め入り奪取することに成功し、大陸統一国家となり、 世界の陸地の半分を領土とした一大大国。 人口のほとんどをホミノス(純人族)とガルムス(牙獣族)が占め、世界経済の中心国でもある。 【ウィンダリア地区】 大陸の北側に位置する高山地帯で、フェザニス(有翼族)の国家ウィンダリアがあった地区。 領土拡大戦線時にテオドールと共闘同盟を結び最後まで戦ったが、テオドールの陥落後戦線の維持が 無意味と判断し敗戦を受け入れ、サイペリアへ吸収された。 その後は自治そのものは許されているものの、法律及び本国民優勢を押し付けられている。 【テオドール地区】 大陸の東側に広がる山に囲まれた原生林地帯で、エルフ(樹人族)の国家があった地区。 ウィンダリアと共闘同盟を結ぶも、国土全域を覆っている原生林を燃やされ、 再起不能に追い込まれ敗戦。地区として吸収されながらも、 焼け野原と化した地域に人が住むことは泣く無人地域となった。 【ラジプト地区】 大陸の南側に広がる砂漠及び荒野地帯。30年前はサイペリア西部のような緑地帯だったが、 突如草木が枯れだし10年経つと荒野化と砂漠地帯化が目立つようになってきた。 枯渇による国力低下を狙ったようにサイペリアの領土拡大戦線の最初の標的とされ、 なすすべなく白旗を揚げる結果となった。 |
世界の西側にある大陸。 中央を巨大な山脈地帯で南北に分断されており、北側の火山地帯にコウエン国、南側の常秋地帯にティタニス国が存在する。 中央にそびえる山脈地帯は北からは火の精霊の影響を、南からは地の精霊の影響を絶えず受け続けるため、ありとあらゆる鉱物が産出する鉱物の宝物庫となっている。 |
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火焔国コウエン(紅焔) | |
ティタニスと巨大な山脈で分断された大陸の北側に位置するホーンド(有角族)の国家。 国の北西に神の山と崇めるシンエン火山を持ち、南東には巨大な湿原地帯を持つ南北で土地柄の違う国。 外国でのホーンドたちの扱いがあまりにもひどいことから、鎖国と開国を頻繁に繰り返しては 経済に不規則な変調をもたらす変わった国でもある。 ただし、自給自足率が高いために何度も鎖国を繰り返しても、 食糧事情として特段問題もないために外交先が頭を抱える始末。 文化も特殊で「漢字」と呼ばれる独自の文字や、着物と呼ばれる平面衣服を着ている。 | 巨栄国ティタニス |
身長がおよそ3mほどあるタイタニア(巨人族)が作り上げた国家。 この土地で育つあらゆる生物(ヒト、動植物etc.)は通常の1.5倍〜2倍の大きさに成長する。 植物に関しては3倍なども多々ある。 主な産業は国土の7割を占領する巨大樹の伐採、出荷、植樹を主体とした林業、巨大作物の加工品輸出、 巨躯そのものを生かした人材輸出である。 巨大作物そのものの輸出は加工するのにもタイタニアの手が必要となるために、 ティタニス国内でタイタニア以外のヒトサイズに加工したほうが売れ行きもよければ、国内の雇用創出にもつながる。 ただし、街以外はほとんど森状態であり、平野や原野が無いために小麦などの穀物系は隣国のコウエンに頼らざるを得ない。 暗黒時代までは世界の主導権を握っていた国であり、暗黒時代が終わった後でも、タイタニアの巨躯を生かした 軍隊整備を行ってきたために、世界最強の物理軍隊として名をとどろかせている。 サイペリアとミューバーレンとで三国同盟を結んでおり、協力関係にある。 |
世界の南西に位置する大小100以上の島々で構成された海域。 水の精霊の影響の為、海水に囲まれた手狭な土地ながら諸島内の小さな山からは 真水が絶えず流れ出て、生活水に一切困らない地域となっている。 |
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蒼海国ミューバーレン | |
ミューズ諸島全域を統括管理するシープル(魚人族)の国。 陸上面積が極めて少なく、全面が海であるために主な産業は水産と海上運輸業である。 逆に、その他の資源は輸入に頼らざる得ないため、近年はリゾート産業に力を注いだり、 海底資源の活用を目指している。 |
世界の北側に位置する小さめの大陸。 陽の光が差さず、気温は常に氷点下で、雪がやむことがない極寒の地となっている。 ヒトが住めるかも疑問視されており、生物がいない死の大地ではないかと言われている。 |
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白銀国シルヴェスタ | |
氷に閉ざされた北の大陸に存在すると言われている国。 コウエン国とだけ貿易をしていると言われ、本当に国が存在するのかが怪しまれている。 貿易品は主に北海魚類と加工金属製品のようで、コウエンから金属を買取り、 それを機械と呼ばれるものに加工して、現状はコウエンにのみ輸出していると言われているが、 その実態を正確に知るものはいない。 |