マナと魔法

ファンタジーRPG等における魔法に関した事項について、
EOの世界での解釈をまとめました。


マナについて
中央に位置する人界エリルに対し隣接する外周世界である
天界、魔界、精霊界から流れ込んできていた魔法物質。
無味無臭透明の物質であり、空気と同じく空間に漂っているものであり、
マナを感知しやすいヒトに言わせると「そこに在る流れのようなもの」

魔法を発生させる源となっているために
外周世界からの愛や恩恵であると思われている。


魔法と魔力について
『魔法』とは、空間に漂っているマナを、精霊の力を使って
詠唱文や術式、古代語の魔法名に合わせた形に変換した結果物。

外周世界から断絶された今日において、
精霊の助力が得れないにも関わらず、魔法のためのマナ変換が行えるのは
詠唱文や古代語によって、断絶した境界に干渉し、一時的に無効化して
精霊の力を引き出せるためである。

この断絶した境界に干渉するを『魔力』と呼び、
魔力のの大きさが魔術師の力量に関わってくるという。


魔法の種類
インスタント
(即製・簡易)
詠唱を必要としない速攻性の高い魔法のこと。
日常使うような簡単な魔法がこれに分類される。
コモン
(通常魔法全般)
インスタント魔法に比べて全体的に威力や性能が高く
詠唱が存在する一般的な魔法。
詠唱は1小節以上4小節以内。
ハイマジック
(高位魔法及び儀式魔法)
複数人数や空間に影響を及ぼすような大規模な魔法や
相手のいかなる状況も無視し、強制的に状態を上書きするなど
魔法の知識や熟練度を必要とする高度な魔法。
・詠唱が長い(5小節以上)
・規模や術の内容によっては数人の人員及び魔方陣が必要
アーツ
(物理系付与)
物理アクションの一部分に組み込むことで発動する魔法。
ゲームで言う物理技や必殺技といわれる武器や拳などに
魔力によって威力や特殊な効果を上乗せしたもの。
剣圧を飛ばす遠距離技は発現対象が武器依存であるため
アーツに分類される。
使う者や武術の流派、国によっては“技”や“奥義”、
“スキル”などとも呼ぶ。


魔法発動までの流れ
@対象の選択
 魔法の効果を発揮させる相手を選びます。
 相手は以下ように分類されます。
接 触  他者に直接触る。
 もしくは、1m未満の距離にいる他者に放つ場合。
遠 隔  1m以上離れた他者に放つ場合。
 対象選択自体は目視ないし、知覚によって相手を認識すること。
自 身  自分自身に対して放つ場合。
空 間  扉や窓を閉め切った密室状態の空間にのみ適用する。

A詠唱  助力を願う精霊に対して、どんな魔法を放ちたいかの説明をする文言。
 アーツやインスタント、詠唱文が省略できるコモンの魔法は
 この行程を省くことができる。
B魔法名宣言  魔法名を宣言することで、求める結果に応じた支払魔力の決定及び、
 どの外周世界に干渉するかを決定させる。
C魔力の支払い  宣言した魔法名に応じた魔力を支払うことで、
 外周世界に干渉し精霊の力を引き出す。
Dマナ変換  外周世界から強制的に呼び出された精霊に
 詠唱及び呪文名どおりの結果へと、周辺のマナを変換してもらう。
E魔法発動  ……という名前の結果出力。




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